パーカッショニスト・池上英樹


by ikegami_hideki

シグネチャーマレットの発売

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パール楽器製造から シグネチャーモデルの第1弾として、
僕がこの何年かに改良を重ねてきた
マレットを発売することになりました。

6種類のマレットが出ます。

重力奏法という言葉をマレットの説明で使っていて、
ドイツ時代の師匠からの考え方と、
いわゆるベルカント唱法の考え方を応用しています。

マレットを買っていただいた方に、
奏法についても興味を持ってもらおうと
できるだけわかりやすく、簡潔に説明できたらと思っています。
参考にしてください。

もし質問があれば遠慮なく、
ホームページのメールページやブログのコメントに書いてください。

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重力奏法について

「今までのマレットよりだいぶ重さがあると思いますが、
手首はもちろんのこと、首、ひじや肩を柔らかくして、
腕の中を水が流れて、指先から水がしたたっているようなイメージで
鍵盤に触れてください。
肩甲骨から物理的に意識して動かせますね?(羽根が生えている感じ)

水道(体幹)からホース(腕)をつないで水(音)をまくようになれれば最高!

すべては体の中で準備されて、出てくるわけです。

水(音)は澄んでいるのか、濁っているのか、においは、温度は、どこからの水?
など準備されるべき感覚はいろいろあります。



遠くへ飛ばすときはホースの先端をつまみますよね?
その調節で音色に変化が出ます。指とマレットとの接点で行う感覚です。


また強く弾く時は水の量が増えるわけですから、
水を送るための元をイメージしなければいけません。
蛇口をどれだけ開くか?
そのコントロールが音量調節であり、エネルギーの調節です。





いったいその蛇口とはどこにあるのか?



それは腰から、足の裏から、地球の奥から?

作品によって違いはありますが、深く感じれれば、より深い、いい音につながります。
自分の体、内面を見つめて、より深く広いところを目指して練習してください。」

                                        
池上英樹
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by ikegami_hideki | 2011-04-14 23:07 | nikki